2015.10.15 七五三
「無事に生まれる可能性は低いです。というより、お腹の中で、無事に育たない可能性が高いです。今回は諦めたほうが」
そう言われて数度の入院を繰り返し、「いつ緊急帝王切開になるか」と言われ続けて37週に正期産で生まれ、医大の伝説となった息子が、無事に七五三を迎えることができました。

最初は気軽に 「七五三には着物でいけたらいいなあ」 くらいで着付けを習っていたのですが、やっているうちに 「息子さんにも着せてあげたら?」 となり、しまいには 「だんなさんにも着せてあげたら?」 となり。
しかも、子供用の袴も、成人用の紋付もあったりして・・・。
ということで、夏休みに入る前に男袴の着付けを習い、そして、休み明けの9月に、着付け教室に息子を同伴して、男児の礼装着付けを習い。

仕事と家事の合間を縫って着付けの練習をして、迎えた当日。
朝は早く起きて、全員の朝食を作って食べさせて、まずはカブトの着付け。それから息子の着付け。そして自分!
全部で2時間の予定だったけれど、さすが本番に強い私!!自分のお化粧も含めて1時間半!!新記録!!

なんとか午前中のうちに写真撮影とお参りをすませることができて、ひと安心。
11月は神社がとても混むと聞いていたので、息子の体調と天気を最優先にして、10月の平日にお参りすることに決めたのだが、前夜にふと 「そういえば明日、仏滅とかだったりして?」 と思って調べてみると、なんと偶然にも大安吉日であった(笑)
しかも、1年の中でもっとも吉日といわれる日で、平日ながらも意外と人が多かった。

ご祈祷は、お宮参りの赤ちゃんや、お洒落して得意げな7歳の女の子たちに混じってで、子供たちの 「ねえ、まだー?」 とか 「ほら、座ってなさいって」 とか、赤ちゃんがフニャフニャ泣く声に混じり、ドングリの実が屋根に落ちる コーーーーン という音が響き、なんともいえない幸せな気持ちになりました。
ここで戌の日にお参りして、お宮参りもして、こうして七五三のお参りもできて、本当に幸せなことです。


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ちなみに、息子が着ている紋付は、私の父が生まれたときに、満州で作ったものらしい。
70年前に作られたものなので、色あせや汚れはあるけれど、今はもうとても手に入らないようなもの。
これは、父のお宮参り、七五三、私の弟1号と2号のそれぞれのお宮参りと七五三で着たもの。
袴だけは弟たちの七五三のときに作ったもので、比較的きれい。
70年前に満州で作られた紋付と、40年近く前に福岡で作られた袴。
一番の祝福です。

そして、カブトの着ている紋付は、父が30代の頃に作ったもの。
これは父が着て、弟2号が結婚式で着て、今回の息子の七五三でカブトが着て・・・・・もしもいつか、息子が望めば、息子の成人式と結婚式にも着られると思う。
着てくれるかなあ、嫌がるかなあ。

そして私は・・・・私には何も残っていなかったので、いただいた色無地と、自分で探したお気に入りの帯。
自分の着付けが一番手薄になっていたので、きれいに着られているかどうか。お手洗いの鏡を使って自撮り(笑)
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生まれるかどうかさえ分からなかった子が、こうして健康に七五三のお祝いを迎えることができて、本当に嬉しいです。
病院で支えてくれた先生方、看護師のみなさん、励ましてくれた母親仲間。
それから、息子に色んなことを教えてくれた保育園の先生方、お友達、ご近所のみなさん。
育児に行き詰って泣きそうなときに、支えてくれた母親仲間。
そして、いつもあふれんばかりの愛情を息子にそそいでくれる、福岡のみんな。横須賀のじぃじ、ばぁば。

みなさんのおかげで、私たちの息子は大きく健やかに育ちました。
注いでいただいた愛情のご恩返しに、息子のために、これからも厳しく、愛情深く、息子を育てていきたいと思います。
いつか息子が、自立した、優しく愛情にあふれた、誰かを愛し愛されることのできる人間になることが、なによりのご恩返しになると思うし、それが息子自身を幸せにすると思うので。

それにしても・・・・。
夏からの着付け練習、ホントに疲れたーーー!!!
すごいプレッシャーだったわ!!

しばらくはゆっくりしたいぞ。









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