上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2010.11.01 思うこと
入院してて、改めて思うことがある。

ここは病院なので、皆さん何かしら体に不調を抱えている。不自由な生活なので、ストレスも当然強い。入院が長期に渡れば尚更。

先日、とても辛そうな顔で廊下を歩いている女性を見た。傷が痛むのかなと思っていたが、数分後、人気のないロビーで声を殺して号泣していた。
見ているこちらの方が、胸を破られるような泣き方だった。

ここには、色んな人がいる。

がんの治療をしている人、産みたかった赤ちゃんを失った人、治療のために若くして子宮を摘出しなくてはならなかった人、先の見えない長期入院の人…。

そして、感情の処理の仕方もそれぞれ。

エバンス2号のように荒れ狂う人。
誰もいない場所で静かに声を殺して泣く人。
カーテンを閉め切って引きこもる人。
朝から晩まで体の不調を誰彼構わず訴えつぶやく人。


その中で一人、記憶に残る人が。

がん治療をしている、50代の女性。
自慢のロングヘアも全て抜け、薬の副作用で苦しみながらも、同室の人への気配りは忘れない。

「痛いの辛いの言ってるより、笑った方が免疫力にもいいんだって!妊婦さんと同室だと楽しいわ。話聞かせて」

辛いだろうに、こんなことが言えるなんて。

悲しみを堪えるのが必ずしも美徳ではないと思うが、ここは集団生活する場所。
お互いに辛いからこそ、お互いに少しでも快適にすごしたい。

こういうときの感情の処理の仕方にこそ、その人自身が見える。

なかなか良い経験をさせてもらっています。



スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://risuco.blog94.fc2.com/tb.php/2498-9a66c3f3
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。